大河ドラマについて、あれこれ妄想するブログです。
■■■大河と敵役
2008/11/21 Fri大河ドラマ論

大河ドラマには「敵役(かたきやく)」が不可欠である。主人公が何の障害も無くスイスイ活躍するのでは面白くともなんともない。しかしカッコいいライバルばかりでも味気ない。視聴者にとって憎たらしい奴、不愉快な思いをさせるような敵役こそ、長丁場の物語には欠かせないスパイスなのである。

しかし架空のドラマならまだしも、大河ドラマではひとつの問題が生じる。それは実在の人物がモデルとされている点である。そうなると当然、「これは史実と違う」「贔屓の人物が悪く描かれている」という苦情が寄せられるようになるわけだ。『独眼竜正宗』では最上義光(原田芳雄)があくどく描かれすぎだという意見が、ご当地の山形県から多く寄せられたという。気持ちはとてもよく分かる。当該人物のお膝元の人間にとっては、英雄偉人であることも多いわけだし、悪いイメージばかり背負わされるのは心外であろう。そういえば『風林火山』には明確な敵役っていなかった気がするな。小山田さんとも結局解り合えたし。昔の大河のほうが「いかにもな敵役」って多いよね。『武田信玄』の八重とか、マジで怖かったよ。

敵役は損といえば損だ。しかし「実際は皆いい人でした」では、話が作れないのもまた事実である。いちいち「悪人の裏にある善人の一面」を差し挟もうとしても、これはちょっとキリがない。八方美人すぎて面白みに欠ける内容になろう。考えてみれば、善人であれ悪人であれ、過去の偉人を好き勝手にキャラ付けしとる時点ですべからく無礼といえば無礼な話ともいえる。きちんと先人を敬う気持ちがあれば、物語の面白さを重視しても良い一面があるのではなかろうか。そもそも人物の評価なんて、時代によって様々に変わるものであるしな。大事なのは、全ての先人を敬う心であろう。フェミの自己主張に利用するほうがよっぽど無礼だ。

そういうわけで、妄想大河でも、敵役は敵役として描かせてもらおうと思う。まあ、あらすじだけっスけどね…。でも自分の中では、敵役は敵役なりに動かすことをイメージしたい。遠慮のフォローはあえて省略しようと思う。もし、ブログ読者の中で、敵役に配してしまった人物のファンである人がいたならば、先に謝っときます。ごめん!でも、先人の全てを敬う気持ちは勿論ありますですよ。

 

妄想大河、タイトル発表まで、あと2

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